都内のライブハウスやカフェ、レストランを中心に活動しているブラジル人ユニットアルトゥール＆サブリナが6月4日にランブリングレコーズより『バラとひまわり』でデビューします。

　ディモンシュでも昨年末にDUO DINGO名義でライブを行いました。アルトゥールとサブリナはテルサでもZamba benのメンバーとして、活躍中ですので、ご存知の方も多いと思います。

　今回のアルバム『バラとひまわり』は、全編ふたりの声とギターで構成されています(1曲のみパーカッションが入ってます)。全13曲中、10曲が20歳のアルトゥールのオリジナル曲で、3曲がカヴァー。アルトゥール、サブリナがそれぞれ6曲ずつ歌い、1曲「江戸」がふたりのデュエットです。アルトゥールの作る曲は心に染み入る曲が多く、いつか良い形でCDを制作したいと思っていました。アルトゥールもサブリナも日系ブラジル人なのですが、アルトゥールにはアフリカ系ブラジル人の血も入っているせいか、彼の作る曲や演奏スタイルには、ところどころにアフロブラジリアンの影響が見え隠れしています。

　レコーディングは4月の上旬に武蔵小金井のスタジオで行われました。3日間で全てを録音し、ミックスダウンを経てマスタリングが終わったのは先週のこと。長く聴けるアルバムになったと思います。


レコーディング風景。


とても20歳には見えないアルトゥール

　ジャケットは福田利之さんに『バラとひまわり』のイラストを描いていただきました。

　ぼくはこのアルバムではプロデューサーということになってますが、彼らのデビューをお手伝いしたに過ぎません。素晴らしい才能を発見してください。

　アルトゥール＆サブリナの『バラとひまわり』はこちらで試聴できます！

　今週末の5/23(日)に浅草Que bom!で行われるテルサで先行販売されます！！



『バラとひまわり』　アルトゥール & サブリナ
RBCP-2484 ¥2310(tax in)　発売・販売元：Rambling RECORDS
01,時というもの
02,ベール
03,聖ロンギヌス
04,ヴァタパー
05,ふさわしくない人
06,サンパ
07,バラとひまわり
08,綱渡り芸人
09,江戸
10,もう君はいない
11,月の散歩
12,チューリッヒ
13,慎ましい人々